田中ともゆき|TOEFL iBT43→81点
TOEFL勉強会へメッセージ
勉強会から二度も逃げ出した自分とともに戦ってくれて本当にありがとうございました!勉強会にいるのといないのでは、学習に対する姿勢が全く違いました。学生である自分よりも数段忙しいはずの社会人の方々が、学習時間を何としてでも確保する姿勢は自分を本当に勇気付け、奮い立たせてくれました。またそれだけではなく、他の大学の様子を聞いたり、お仕事の話を聞いたりして、自分の知識を楽しみながら増やすことができました。
わたしのTOEFL勉強会
自ら目標を設定し、それを達成したことで、大きな自信につながりました。目標設定とゴールのプロセスを一度体験しておくと、次のステップでその過程に生じるであろう障害を乗り越える鍵を自分の経験から探ることができるようになると思います。これは、誰から教えてもらったり、知恵袋や本を読みあさるよりもずっと説得力があり、なおかつすぐに実行に移すことができるものです。なぜなら、自分はすでにその方法で問題をクリアしたのですから。また、「環境は買うものだ」という言葉が今でも印象に残っています。自宅や図書館で集中できればいいですが、毎日それを持続させることはなかなか難しいです。ですから、気分を変えてカフェに行ったり、ちょっと遠出してみたりすることも「環境を買っているんだ」という意識で行うことができました。これらをはじめとして、私は自分をマネジメントする能力を飛躍させることができたと思います。
(10年後の自分にメッセージ)
10年後の3月は自分は32歳。数学者として研究と教育に励んでいると思いますし、今の自分はそうなれるように努力をしています。32歳はまだまだできることがたくさんあると思います。自分の可能性を信じて、勉強会で学んだことを実践していってください。
これからTOEFL勉強会で頑張る皆様へ
TOEFL勉強方法について
【 過去のスコア変遷 】
( 2014/10/11 ) R13, L10, S09, W11, total 043
( 2015/03/28 ) R17, L12, S15, W16, total 060
( 2015/05/16 ) R19, L15, S14, W16, total 064
( 2015/06/11 ) R18, L13, S13, W20, total 065
( 2016/01/23 ) R19, L21, S13, W20, total 073
( 2016/02/13 ) R21, L11, S15, W20, total 067
( 2016/02/28 ) R22, L16, S17, W21, total 076
( 2016/03/19 ) R21, L20, S17, W23, total 081
[ ヴォキャブラリー ]
まずはじめに、語彙力は目減りします!これはつまりどういうことかというと、例えば今週一週間で英単語100語を覚えたとして、来週それをチェックしたら100語覚えているかどうかの保証はないということです。 これをもっと長いスパンで見ると、その重大性がわかると思います。私が言いたいのは、単語は一度覚えたから終了ということではなく、何度も何度も繰り返し覚える努力をしなければならないということです。また、覚える際には綴りと意味だけで覚えていくのは無理がありますしリスニングで聞き取れない可能性があるので、Googleの画像検索や音声CDなどを活用して、いろんな方向から習得するように努力すべきです。
[ リーディング ] 13点 → 最高スコア22点
問題を解く、解説を読む、問題を解析する、音読する、この4つのステップを着実に進めていくことがスコアアップの近道です。一番いい加減にやってしまいがちなのは音読で、つい「読むこと」が作業になってしまい、文章の意味を理解しながら読むとういうことから離れてしまいます。しかしこれが最も注意しなければいけないことで、口が回る最高速度で音読をし、その中で少し言いにくい部分が自分がうまく理解できていない箇所であることが多いです。これを一つ一つ処理をしていくことが必要です。
[ リスニング ] 10点 → 最高スコア21点
試験は生物と言いますが、リスニングは特にそれが当てはまります。私のスコアも上がったり下がったりを繰り返したので、一喜一憂することなく、着実に学習することが肝要です。最初は長い文章を聞いて解くというのはあまりにも負担が大きいので、まずは短い(3~5文)の会話文から学習を始めるのが効果的です。ただ聞くだけでなく、ここでもスクリプトを見ながら口を動かすことが大事です。思った以上にスラスラ言えないと思いますが、私の場合はこれもスラスラ言えないところが聞き取れなかった部分でした。何度も何度も口を動かし、シャドーイングができるようになるまで取り組むことが大切です。
[ スピーキング ] 9点 → 最高スコア17点
私もそうでしたが、ほとんどの方が練習不足を解消すれば点数を容易にあげることができます。ただ、練習の際にただ喋ればいいというわけではなく、何が求められているのか、盛り込むべきポイントは何かをしっかり考えていないと、試験中に時間いっぱい話したのに点数が低いということが起こってしまいます。もう一点あげるとすれば、「明るく話す事」です。え、と思われるかもしれませんが、試験で話すとなると、どうしても緊張してしまいます。しかしそこを友達と話すような感覚で回答すると、意外と言いたい事がスラスラ出てきます。
[ ライティング ] 11点 → 最高スコア23点
Integratedでは、何が正解なのかを知っておく事が最も重要です。ネットや本にテンプレがたくさんあると思いますが、最も信頼できる情報はETSの公式サイトです。そこにsample answerがあり、raterの講評もあります。私はそこで4点と5点の回答を何度も見返しました。いくら内容を正確に聞き取っても、ETSに求められているように回答しないと、点数はもらえません。その組み立て方をここで学ぶのです。最終的には、4.0-5.0でGoodをもらいました。
[ 試験一週間前/また前日のスケジュール等 ]
試験前日は新しいことは何もしないようにしました。リーディングであればこれまでやったものの音読、リスニングであれば間違えた問題の復習をしました。TOEFLの試験は長いので、前日に取る睡眠は非常に重要です。ですので、前日の夜に勉強に燃えすぎて睡眠時間が削られるようなことがあってはいけません。
[ 試験中 ]
私は真ん中くらいにチェックインをするように心がけていました。最初の方に入ってしまうと、自分だけスピーキングをやるのは嫌だったのと、最後の方はリーディングの時でさえもスピーキングに入っている人がいて、集中を持続することが難しかったからです。
[ 失敗体験談 ]
リスニングの問題がダミーだからといって、他の受験者のスピーキングを聞くのはやめましょう。時として参考になると思いますが、私が81点を取ったときは、二、三人の受験者の答えが聞こえてきて、全員違うことを言っているような気がして、かなり焦りました。実際、今までやってきたのとは少しベクトルが違った問題が出たので、テンパってしまったのを覚えています。他の受験生の答えを聞くのは、ETSが出題の傾向を変えない時だけ有効です。しかしこれはいつ変わってもおかしくないものですから、自分の実力を発揮することに集中しましょう。