藤井よりこ|TOEFL iBT 41→80点


✿ TOEFL勉強会へメッセージ ✿ ✿ ✿

スコアよりも何よりも、みんなと出会い、共に頑張ったことが、一生の宝物です。仲間の成功で嬉し泣きなんて初めてでした。みんながいなかったら絶対に!絶対に!目標は成し遂げられませんでした。社会人になって、こんなに心からの本気の戦友、心友ができるなんて想像もできませんでした。ずっと励ましてくれて、本当にありがとう。みんなの存在で自分も頑張ろうといつも思えました。特に、東京のスーパー社会人まおさんの存在は「こんな本気の社会人がいるのか」と衝撃を受け、大きな刺激を受けました。動かなかったら出会えなかった本気の仲間たちに、この勉強会で出会うことができました。卒業した今も変わらず刺激し合えるみんなは本当に誇りです。これからも一生の仲間で!!
 

✿ わたしのTOEFL勉強会 ✿ ✿ ✿

私は勉強会と出会った当初、本当に腐った社会人でした。「こんな社風だからできない。」「こんな人は周りにはあまりいない。」「社会人だから留学なんて」・・・そのくせに、夢だけはあって、何も行動を起こせず、モヤモヤしたしょうもない社会人でした。それが勉強会では、社会人だろうが、学生だろうが関係なく、みんな本気で夢に向かって努力し、キラキラと未来を語っている姿を見てびっくりしました。そうか、私もやりたいことちゃんとあったんだ、私も素直に夢に向かっていいんだ、と気付かされた瞬間でした。初めて行った東京の勉強会で、先輩の吉本まいこさんが 「目標のためにいろんなものを捨てたけど、本当に大切なものだけが残った。」とお話してくださり、すごく印象に残っていますし、今もその言葉を大切にしています。
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勉強会時代は本当に厳しかったです。でもその厳しさがあったからこそ、夢に本気になれました。こんな体験は本当に人生で初めてでした。厳しいTOEFLの勉強を通して、自分の夢に向き合う大切な機会となりました。でも、なんだか今思い出すと、みんなとの楽しい思い出ばかりで、一生懸命打ち込んだ青春時代のように感じます(笑)絶対に最後までやりきってください。特に社会人の方は、「覚悟」してください。それはTOEFLという勉強に取り組むこと以上に、自分の夢へのチャレンジに対して、「覚悟」してください。仕事と勉強の両立は本当に大変です。仕事と勉強の両立は本当に大変です。(2回言いました。笑)それをやり遂げ、さらにその先の夢へ進んでいく「覚悟」を持って、毎日取り組んでください。ここには支えあい、励ましあえる、他にはない仲間がいます、みんなと共に苦労や喜びを分かち合い、このTOEFLという壁を突破してください。今は毎日TOEFLしか見えないけど、突破した先には、また次の新しい景色が見えてきます。
 

✿ TOEFL勉強方法について ✿ ✿ ✿

( 2011/05/14 ) R10, L12, S09, W11, total 42
( 2011/06/19 ) R13, L04, S11, W14, total 41
( 2011/07/23 ) R09, L07, S14, W11, total 41
( 2011/08/27 ) R15, L06, S14, W17, total 52
( 2011/09/24 ) R11, L10, S14, W17, total 52
( 2011/10/24 ) R14, L07, S11, W14, total 46
( 2011/11/26 ) R18, L15, S17, W18, total 68
( 2012/04/14 ) R14, L13, S19, W20, total 66
( 2012/06/30 ) R17, L18, S15, W21, total 71
( 2012/07/22 ) R21, L13, S15, W21, total 70
( 2012/08/26 ) R17, L19, S18, W24, total 78
( 2014/05/24 ) R19, L02, S14, W20, total 55
( 2014/08/30 ) R15, L12, S13, W20, total 60
( 2014/09/30 ) R16, L10, S18, W19, total 63
( 2014/10/26 ) R16, L13, S14, W20, total 63
( 2014/11/08 ) R20, L13, S13, W22, total 68
( 2014/12/06 ) R16, L13, S15, W14, total 58
( 2014/12/21 ) R20, L19, S20, W21, total 80
 

[ ヴォキャブラリー ]
全ての卒業生の方もこのボキャブラリーの重要性を言われていますが、本当に、ボキャブラリーは早い段階で完璧にしてください。私が長期化してしまった要因は、このボキャブラリーの完成度が不安定だったからです。97%覚えているんです。でもその残りの3%で1点、2点が変わります。私はそこに泣きました。結局リーディングで頭打ちしてしまい、20点以上が取れなくなります。ささきさんに教わったように、イラストを描いて覚えたり、画像とつなげてイメージしたり、それでも覚えきれない単語は紙に書き写し、常にポケットにしのばせていて、仕事の移動中やトイレでも確認していました。勉強会の単語テストのスピードで完璧を目指してください。TOEFLは単語に始まり、単語で決まる!!
 
[ リーディング ]  9点 → 21点
初めは270を徹底的にやりました。勉強を始めた当初はTOEFLの題材でよく使われるアカデミックなトピックにも馴染みがなかったので、各テーマについてもよく日本語で復習しました。特に中学や高校の理科の資料集と地図帳は役立ちました。光合成とか銀河系とか覚えていますか?アメリカ大陸の地理は地名ですぐに場所をイメージできますか?大人になると知識が曖昧だと思います。まずは各トピックについて日本語で理解しました。アメリカの歴史もよく出題されるので、アメリカ史の本も日本語で読みました。遠回りに思えますが、この背景知識があるとないではTOEFLは全然違います。面倒でも、知らなかったことはこの背景知識をいちいち調べてください。
取り組んだ問題は「なぜ間違ったか」を必ず分析し、理解しました。TOEFLの設問のパターンは同じなので、問題をこなすと自分の苦手なパターンもよくわかってきます。そして、英文理解のスピードを高めるために、高速で音読をしました。高速で音読し、理解がついてこないところは、まだ自分のものになっていないので、その理解できていない原因を考え、文法が曖昧なのか、単語を覚えていないのか、きちんと解決した上で、次に進みました。リーディングができていないとLもSもWも全てのセクションに影響してきます。焦らず、リーディングの力を安定的につけてください。
 
[ リスニング ]  2点 → 19点
学生時代の英語学習からブランクがあった私は、「英語耳」を使って、アルファベットのひとつひとつの音の発音の仕方から勉強しました。「どのように発音する」から「どういう音になる」というところを理解し、自分で発音できるようにします。それから350の短文を全てノートに写し、どういう音のつながりで、どのように聞こえるのか、を徹底的に聞き込み、リエゾンなどを書き込み、自分で発音し、何度も何度も繰り返しました。これでリスニングの基礎が作られたと思います。だいぶ聞こえ方が変化しました。自分が発音できるものは聞き取れます。短文が聞き取れないのに、TOEFLのような長文が理解できるわけがありません。音が聞き取れるようになったら、次は内容の理解がリスニングのスピードについていけるかです。この段階ではスクリプトを理解するために、ある程度リーディングの力が必要です。勉強で使った題材を何度も何度も聞き込み、つまるところは単語を確認するなどしてシャドウイングしました。自分が教授になったつもりで、レクチャーしてる気分で理解しながら発話しました。試験中のメモは書くことに夢中になると、全体のレクチャーが理解できなくなります。最後の仕上げとして、レクチャー全体の展開を理解しながら、レクチャーの要点を考えながら聞きとることを意識して取り組みました。イヤホンは長く付けると耳が痛くなるし、より本番と同じ感覚にするために、ヘッドホンを買って使っていました。
 
[ スピーキング ]  4点 → 20点
最初の段階では、勉強会のグリーン先生のレッスンで、Task1・2を中心に、問題に対して理由を考えるところから始めました。英語のスピーキング以前の、論理的思考の訓練です。これに慣れることから始めました。このようなTOEFLの解答に慣れてきたら、スピーキングはひたすら訓練です。小さなメモ帳に問題(過去門など)をたくさん書いて、仕事のすき間時間にもパッと見て、答える練習をしていました。これは1題回答するのに30秒でできるので、忙しい社会人にもおすすめです。オフィシャルガイドなどの模範解答をよく読んで、テンプレートを自分のものとして習得するのも大切です。日々の訓練は「瞬間英作文」を徹底的にやりました。通勤時間、昼休みなどを利用して、机以外の時間を利用して、口から英語が正確な文法で出るように訓練しました。これをしっかりやるようになってから、かなり英語を口から出すのが楽になりました。電車でもどこでもブツブツ言っていました。昼休みは眠くなりますが、会議室を立ってウロウロしながら瞬間英作文をしていた時もありました(笑)とにかく、これはどこでもできるので、毎日絶対に欠かさず口を動かしてください。後半のTask5・6は試験中にくじけそうになりますが(笑)絶対にあきらめずに最後まで話きってください。それだけで1~2点は変わります。このほんの数点を取りにいけるかが本当に大切です。本番では、はっきりと大きな声で、元気に解答することも大切だと思います。
 
[ ライティング ]  11点 →24点
ライティングはまずは英語の論文がどのような構成になっているのかを勉強しました。過去門やオフィシャルガイドの解答を読んで、どのような論理構成で解答を作成するのかをしっかりと理解しました。パターンは同じなのでまずはここを理解してください。英文エッセイの書き方の本にも目を通しました。ある程度の解答はテンプレートを利用し、これを徹底的にタイピングの練習をしました。問題を見てから解答の流れを考え始めては遅いです。Independentは過去門などをある程度見て、このパターンだったらこういう流れにしよう(例えば、「子供の教育の方法について~に賛成か反対か」という問題にはあらかじめ反対だと自分のスタンスを決めておくなど)と自分の中に解答パターンの引き出しを作っておくと、最初の1分で全体構成を考え、あとはひたすらタイピングをするのみです。解答パターンの引き出しを作っておくことは、問題に対して理由を考えるスピーキングにも共通することです。最後に、必ずスペルミスはあるので、見直しの時間は少なくても5分は残してください。
 
[ 試験中 ]
私はいつも電車でこれまでの教材をリスニングしながら会場へ向かい、会場入り前のコンビニでレッドブルを注入していました。ウォーミングアップは大切です。気持ちは試合会場へ向かうアスリートでした。朝から仲間とのメーリスは本当に心強かったです。東京で今頃みんなも受けているのか!と思うと、一人での受験ですが、TSG団体受験の気分でした。しかし、私は気負いすぎて、失敗し、試験中に泣いてしまったこともあります(笑)リスニングが全く理解できずに、パニックになってしまいました。もし、解答できなくても、勉強してきたスコアを計るためにも、各セクションでリセットして取り組んでください。周りのスピーキングの声にも負けずに、堂々と解答してください。こんなちっちゃな会場で話せない奴が、世界に出て、発言できるわけがない!と言い聞かせて、自信を持って試験に向き合いました。
 
[ 失敗体験談 ]
ずっとスコアが横ばいし、「もうダメだ…」と何度も何度も何度も思いました。でもそのときには必ず自分に問いかけました「辞める?やる?どうする?」と。どれだけ辛くてもその問いかけに対して出る答えはいつも「最後までやりきる」でした。辞めるのは簡単で、この瞬間に辞めることができます。自分が将来何になり、どんな世界で、何を成し遂げたいか、それを考えるとTOEFLを「諦める」なんて選択はありませんでした。それでも元気が出せないときは、私はYou Tubeで海外の大学院の動画を見たり、自分がその先で活躍する姿を想像し、また英語に向き合いました。イメージするって大切なことだと思います。勉強会の仲間と夢について話すと、ワクワクしている自分にまた気付かされました。やっぱり私は進みたいんだなと。自分の描く未来を好き勝手に妄想してみてください(笑)自然とまた勉強に向かっていると思いますよ。
 

✿ ささきっち (佐々木和寛)へメッセージ ✿ ✿ ✿

本当に最初は不思議でしょうがなかったです(笑)それでも、ささきさんの言葉には何かひっかかるというか、毎回はっと気付かされることがたくさんありました。私はささきさんから学んだ言葉を「シンデレラノート」と名付けたノート(表紙がシンデレラのイラストだった)に書きとめ、しんどいとき、くじけそうなときにはそれを読み返して自分を励ましていました。ささきさんからは単なる留学への試験のTOEFLだけでなく、本当に将来への夢の叶え方を教わり、今も教わったことは大切にしています。一度、私が勉強に取り組めなくなってしまったときがありました。そんなどん底の状態のとき、ミスドで泣く社会人(笑)にずっと付き合ってくださり、覚えられなかった単語のひとつひとつを解説してくださいました。また、 夢を取り戻せるように、野球場へ連れ出してくれ、私に夢を思い出させてくれました。あの時一人だったら、完全に逃げ出していましたし、今の私はありません。本当に感謝しています。

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