小野まさひろ|TOEFL iBT 30 →71点
TOEFL勉強会へメッセージ
今まで受験勉強の経験も無く、学校でいい加減な勉強しかしていなかった僕は英語力自体は勉強会の中でもかなり下の部類だと思います。けれどスコアを「上げる」「目標を達成する」という共通の目的を持っているみんなの中だから一緒に頑張れたのだと思います。TSGに来たばかりの人でも僕の目標スコアより高い人は沢山いるでしょう。けれどそのなかでもえらそうに色々言わせてもらいました。英語ができるとかできないとかじゃ無く、ここで頑張れるか、やり通せるかどうかそれだけが大切なんじゃないでしょうか。TSGの仲間は僕にとって本当に大きなものでした。みんな覚えているかどうか分かりませんが、この4ヶ月間で一度だけ僕がめちゃめちゃ落ちた時がありました。その時助けてくれたのは間違いなくみんなです。 ただ良い仲間を創るのは自分自身です。何年も一緒にいる仲間ならなにも言わなくても自分のことわかって貰えるかもしれませんが、わずか数ヶ月でそんな仲間をつくるためには自分からどんどん話しかけていくしかありません。TOEFL勉強会だからって英語力は重要じゃありません。がんばれる自分を示せれば良い仲間ができると思います。
わたしのTOEFL勉強会
生活におけるすべての行動を一つの目標のために向けるようになりました。この4ヶ月学校も仕事もなかった僕にとっては当然英語の勉強が生活の中心になりました。しかしそれ以外の行動もすべて目標達成のためと考えていました。食事も、睡眠も、休憩も、時には遊んだりしたこともすべては心身の調子を整えて英語に向き合うためでした。目標を達成するためには自分のなかのプライオリティーをはっきりさせる必要があると思います。ぼくにとってTOEFLはなにかやりながらできるような物ではなく、そのぐらいの意識をもってやらないととても太刀打ちできるものではありませんでした。逆に自分の全力をかければなんでも達成できるのだと思います。
勉強すればするほど自分の弱さ、甘さに気付く毎日でした。最初はもちろんつらかったですが、いつからかそれに悲観することはなくなりました。最初はささきさんから受ける厳しい注意でへこんだりもしてましたが、いつからかなにがあっても堂々としていようと思えるようになりました。人や教材に謙虚に向き合うことは当然ですが。やばいやばいって騒ぐよりも、どう対応していくか、行動していくかが重要だと思います。悩んでいてもなにも変わりません。決断と行動それに伴う結果にたいしてまた対応していくことで道は開けていくと思います。 この情熱体験記を書いていて、自分の成功の要因や考え方はすべてTSGで言われ続けていることだなと感じます。つまりここで結果出すためにはささきさんやこのグループを信じてやりきるしかないと思います。
TOEFL勉強方法について
[ ヴォキャブラリー(TOEFL英単語) ]
僕が初めて勉強会に参加した日は木曜日でした。その日はrank 1,2のテストで-80ぐらいでした。けれどその日会った先輩に「絶対にできるから。日曜までに90%以上ね」と言われ、もちろん最初は無理だろ。と思いましたが、覚悟を決めて実際に3日後のテストで丁度-10を取った時はかなり自信つきました。やればできるもんだと。 学習の方法に関しては僕はまず単語を全てパソコンのエクセルに打ち出しました。rank 1,2は分からない物のみ(それでも400~500wordsぐらいずつありましたが)rank 3は全部打ち出しました。最初は確かに手間がかかり、丸2日ぐらい費やしましたが、あとの整理のしやすさ、毎日使うこと、単語の重要性など考えるとやった価値はあったと思います。どんな風に使ったかは文章で説明するのは難しいので興味があれば直接聞いて下さい。ご要望があればエクセルデータも喜んで提供します。 で、それを最初はとにかく何周も回しました。 ある日6月半ばぐらいだったでしょうか。一緒に同盟組んで勉強していた3人のうち2人がパーフェクトを出しているのに対して僕だけ-1を取った日がありました。その日がマジで悔しくてその翌週なんとしてもパーフェクトをとるべく頑張りました。手を懸けただけあって翌週には宣言通りパーフェクトを取ることができました。それ以来コンスタントにパーフェクト出せるようになりました。 この時のメンテナンスは分からない物のみ何度も回すように切り替えました。分かっている物は思い切って切る。勉強する物が多すぎると1周しただけで結構満足してしまってわからないことが曖昧になりやすいと思うのでわからないところをとにかく重点的にやるのが大切だと思います。ただしわかっていても当然忘れることしょっちゅうなので、たまに全部見返してやることも必要です。僕の場合は週に最低1回全部見ていました。それ以外の日はチェックした物のみ何度も見ていました。 一日の中で単語を勉強する時間は特に決めておらず、リスニングをしていて疲れてきた時、休憩する前に数分だけ集中して単語チェックしていました。
(リスニング)1→13
一番の苦手セクションです。一番時間をかけましたが思うようにスコアを伸ばせませんでした。 もとの実力もありませんでしたが、一番まずかったのは、一周目の取り組みにあったと思います。僕は600問終わらせることだけにとらわれてしまい、二周目に入ったとき、単語やイディオムなどもかなり分からない物があり、当然正解率も低かったです。一周目の時間そっくりそのまま無駄にしたように感じました。早く終わらせることよりとにかく一問一問丁寧にやった方が良いと思います。リスニングに関しては600の問題をおそらく7~8周ぐらいしたと思いますがそれを十分に使った成果は上げられなかったと思います。自分の課題でもあるのでほかにもっと短期間、少ない回数で成果出した人に聞いてもらうのが良いと思います。 ただTSG以前は運のみで1~14点と大きく変動していたスコアですが、勉強した後でたこのスコアは良くも悪くも今の実力だと思います。
(リーディング)1→24
リーディングはまずヴォキャブラリーの量と質が重要です。3800で多くの単語に触れることと、素早く意味に繋げる訓練を積むことと、リーディングの中で単語の使われ方に慣れることも重要だと思います。少しでも曖昧な単語があったら調べる。どうしてもしっくりこなかった時に和訳と照らし合わせてその単語の文中での使われ方を覚えていきました。最初の頃はこの曖昧な単語を調べていくのが疎かだったから思うように伸びなかったのかもしれません。そして何度も同じ問題に取り組んでいくことも重要です。問題を解くこと、単語を何度もチェックすること。あと本文を何度も読み返すこともやりました。何度も読み返しながら意味をとらえていったり、一度で理解できるように意識して(読み返しせずに)読んだり、意識するポイントをかえながら読むことで文章を理解できるようになり、問題の解答にも繋がっていくと思います。 リーディングはある時突然文章が読めるようになる感覚がありました。それはリスニングの練習を変えた時です。リスニングの会話文を全文覚えて言えるような練習をしました。文章を覚えるためには、正確な語順を覚える必要があったり、時制や前置詞、構文を理解していないと素早く次ぎにくる単語がイメージできません。この訓練で文法の意識が高まり、英語を単語の羅列から文章として理解することができるようになったのではないかと思います。
(スピーキング) 10→15
グリーン先生からは最初に徹底的にロジカルの訓練をしていただきました。理由がぱっと思い浮かべられない場合、多くの場合難しく考えすぎているか、自分の経験にこだわってはいないでしょうか。作り上げたストーリーでも相手がその理由に納得すればOKです。テストは主張の真偽や受験者の個性を見ているのではなく、論理的に話せるかどうかです。 ロジカルが一通り終わった後は、とにかく早く英語を話すということに重点を置いてレッスンをしていただきました。僕の場合は、ライティングであったり、ノートに話す文章を書けば語彙の豊富さも文法もとても良いと言っていただけましたが、反面スピーキングなどでは口から英語が出てくるという状態になるのに非常に苦労しました。
(ライティング) 10→18
エッセイの構成に関してはTSGに入る前に習っていたので特に意識して変えたりはしませんでした。ロジカルはスピーキングと平行で練習しました。スピーキングのレッスンで指摘されたことや出てきた内容をライティングではもう少し深めて書くなどしていました。 ライティングでの添削では文法の誤りをかなり訂正していただきました。以前は文法など特に意識していませんでしたし、それより論理構成の方が重要とは言われましたが、添削していただいた物を見返すと、冠詞や動詞の変形など単純なミスだけで真っ赤になっており、これはやはり印象がかなり悪いのではないかと思い毎回の提出の際に自分でチェックをしてから提出するようにしていました。 頻度は試験2週間前は毎日書くという予定を立てていたので、特に5月からはほぼ毎日書いていたのではないでしょうか。先生からも毎日やって英語で考える機会をつくることが重要と言われていたので続けました。合格した日のスコアが一番高かったことを考えればその成果はでたのでないでしょうか。
ささきっち (佐々木和寛)へメッセージ
初めて勉強会に参加したとき、僕のTOEFLの学習に対してズバズバと痛いところを全部言い当てられて(僕は典型的な例だったんでしょう)すごく痛いんだけれど同時にここでやろうと、ここでやれなきゃもうどこ行ってもダメだと思わせる、そんなすごさを感じました。 「信念を貫くには絶対にぶれない強さが必要」と言っていたささきさんには本当にその強さを感じました。僕たちに対する厳しい態度も優しい態度も全てはその信念に基づいているものであると思います。自分自身で決断して、行動すること。その大切さを教えて下さったのもささきさんです。
保護者様よりTOEFL勉強会へメッセージ
佐々木様 トフル勉強会の皆様
昨日朝。「スコアが出たよ!!」という雅洋の雄叫びで目覚めました。
「本当に良かった、良くやった!」
と父親と共に大喜びしました。
数日前に見た夢がまさに正夢になりました。
彼が留学を目指して英語の勉強を始めたのが2年前。小学校から大学まで一貫教育の学校でしたので、受験勉強の経験がなく、彼が夢に向かって真剣に勉強する姿を始めて見ました。まさに0からのスタートだったと思います。
大学での学業、卒論、サッカーをしながら、忙しい合間を縫っての勉強でしたのでなかなか結果が得られず、4月からの4ヶ月が彼の本当の戦いでした。そんなときに貴会とめぐり合い、先生や仲間との出会いが彼の勉強の方向を確かな物にし、精神的に支えられていると常々感じておりました。彼がこつこつと努力し頑張ることができたのは、みなさんの支えがあったからこそと深く感謝しております。本当にありがとうございました。
貴会の今後の発展を祈念しております。
小野雅洋 母 小野孝子
保護者様より、小野雅洋さん本人へメッセージ
雅洋へ
本当におめでとう!
夢に向かってこつこつと努力する姿は本当にかっこよかったよ。
最後のチャンスに結果が出たのはあなたの努力の賜物。
その努力を続けることができたのは多くの方との出会いがあり、支えられてきた結果とあなたもきっと感じているでしょう。
「一期一会」ひとつひとつの出会いを大切にしてください。
さあやっとスタート台に立つことができました。これから夢にむかってもっともっと勉強し、いろんな経験を積んでいくことでしょう。この4ヶ月の経験はきっとあなたの生きる力となり、礎(いしずえ)になるでしょう。私もあなたの夢を一緒に見ています。
正夢になる日まで。 母より