中西ともや|東京大学大学院合格


TOEFL勉強会へメッセージ

今回ほど、人に支えられたことはありませんでした。1人では、絶対に成し遂げられなかったことです。僕が勉強会にお世話になり始めたころは相当勢いがあって、0時近くまで勉強し、勉強し過ぎて終電を逃したりもありました。何回もありました。みんなでぶつぶつ言いながら歩いてました。まさしく部活。全く見ず知らずの人達とこんな関係が築けるとは思っていませんでした。結果的に、最後に良い結果が出て、笑うことができました。チームプレーで勝ち取った合格に感じます。本当にありがとうございました。
 


 

わたしのTOEFL勉強会

「社会人って、夢を持ってはいけないんでしょうか?」夢のために勉強することが、時には仕事に影響し、組織的には悪となりうる。こんなことを感じました。多くの方が仕事との折り合いをつけられず、辞めていきました。他にも、家庭、人間関係、遊び、など多くの環境要因が、夢への道を閉ざそうとしてきます。しかし僕が一番勉強になったのは、この勉強会では一切そういった言い訳を許さない徹底した環境にだったことです。慣れてきたら、次第に佐々木さんから、「平日来い、来い」という話になると思います。必ずこう思います。「いや、こっちは仕事忙しいんだよ。授業忙しいんだよ。そんなことあなたには分からないでしょ?無茶いうなよ」って。僕も最初普通に思いました。笑  でも途中で気づきました。そう思ったところで、反感したところで、今後の人生に全く、何の意味もなさないということです。佐々木さんに言い訳して、泣きついて、許しをもらったところで自分の夢が一切叶うことがないと気づいたのです。そしてそうやって言い訳して許しを請う習慣こそが、最大の夢への阻害要因と気づいたのです。「自分の人生は自分で舵を取る」実に本質的なことでありました。
 

\東京大学 合格発表の掲示板前にて/ 

 


 

これからTOEFL勉強会で頑張る皆様へ

TOEFL勉強会の最大の魅力はあなたの「持っている以上のものを引き出す」点にあると思います。そのためには、慣れ合いで、楽しくやっているだけでは何も起きません。それぞれが最高レベルの意識の高さで、お互いに励まし合い、時には高い目線での休息をはさむことで、1人では絶対に達成できない領域までパフォーマンスはあがります。徹底して環境要因を整備する、活かす力を身に着けることができました。参加する前の僕がこの文章を見たら、「未来の俺、頭おかしくなってるか?」と感じるかもしれません。笑 こんなことを書くようになるとは全く思っていませんでした。しかし一つ一つ、困難を乗り越えるたび、自分が拡張されていき、意識が高まるのを感じました。新たな自分に出会いました。こんな経験はここでしかできません。「勉強することは自分の弱さに直面することである。自分はこんなにも弱かったのか。だが乗り越えるための環境がここにはある。持っている以上のものを引き出され、新たな自分に出会う。そして新しい人生を歩き始めることができる。
 

 


 

TOEFL勉強方法について

【 中西智也(理学療法士)】

【 私の夢 】『 リハビリテーションなどの専門領域だけでなく、生き方、スピリットなどを伝えられる教授になる。学生の持っている以上のモノを引き出し、社会に還元できる人材を育てる。』『 ヒト動きについて極める。ヒトがなぜ動けるのか、歩けるのか探求、整理し、新たな評価法や治療法の概念を確立する。』
【 目標達成までの期間】 201512月 ~ 20167
【 平日の学習時間】4時間
【 休みの学習時間】10時間
【 一番勉強した時間】14時間
【 今までの最小スコア 】45
【 目標達成/最高スコア 】 東京大学合格 
 

【 過去のスコア変遷 】

2016/01/24 R11, L10, S13, W11, total 45
2016/03/13 R18, L12, S15, W17, total 62
2016/03/26 R18, L13, S17, W19, total 67
 

[ ヴォキャブラリー ]

google画像検索を多用し、直感で分かりやすい画像をひたすらスクリーンショットしました。それを繰り返し見ることで、英語日本語 という経路を遮断し、英単語自体に3次元、4次元的なイメージがつけられるよう配慮しました。
 

[ リーディング ] 11最高スコア18

先輩方の助言通り、徹底的な解析、音読、構造把握を繰り返しました。答えを覚えてしまうことが何回かあり、本質的な学習ができていない点は反省点でした。
 

[ リスニング ] 10最高スコア13

ほとんど結果が出せていないのですが、中学生で英語を習い始めてから、「音」ということを飛ばし続けてきました。そのつけが出たと思います。音を意識しつつ、数百時間の練習が必要だと思います。卒業後も続けていきます。
 

[ スピーキング ] 13最高スコア17

なかなか自分の感覚と、スコアが一致しないセクションでした。焦って、感情的になった時が一番スコアが高かったです。抑揚をつけて話すことは大切だと思います。
 

[ ライティング ] 11最高スコア19

論理構造を徹底的に意識し、2日に1回程度は書いていました。添削は何回も見直し、音読し、自分の無意識で使いやすい語彙や文法、逆に簡単だけど使えてない言い回しなどに注意を特に配っていました。
 

[ 試験一週間前/また前日のスケジュール等 ]

実は試験直前、私事で色々とあり、全然勉強できませんでした。最悪のコンディションでした。その中でも、佐々木さんの教室でリセットし、気持ちを何とか上向かせて試験を迎えられました。佐々木さんの教室は常に安定している場所でした。どんな辛いことがあっても、あそこでは別の自分のつもりでひたすら勉強できる。ひたすら通う。これが私のコンディション調整でした。細かい点では、前日夜にはカフェインレスの栄養ドリンクを飲み、試験日朝はチオビタドリンクを飲み、とにかく一日集中できるよう努めていました。
 

[ 失敗体験談 ]

ひたすら外向し、知らない土地にいったり、スポットにいったり、その周囲で勉強することです。そう聞くと「面倒くさい、そんな時間はない」と思うかもしれません。でも無理にでも足を運ぶと思っている以上に気持ちが高ぶり、元気が出てきました。同じ場所でいつも、だと長期の勉強では気が滅入ります。足を動かし、コストをかけて勉強すると良いと思います。
 


 

ささきっち (佐々木和寛)へメッセージ

最初は宇宙人というタレこみの印象が強く、頭のネジが外れているような感覚でした。グーグルマップを地球外から見る人は初めて見ました。笑 現代にはいない指導法で、しかも圧倒的な結果を出し続けている。どんな特殊技術やテクニックがあるのかと思っていました。しかし色々とお話をさせていただくと、ぶっ飛んでいるようで、実は物事の本質、核心に迫っているだけと気づきました。逆に、現代社会が、本質のようで中身のないことで埋め尽くされていることに気づきました。また、佐々木さん自身も実は大変な苦労をされたのだと気づきました。決して器用な方ではなく、繊細です。本当は宇宙人ではなく、ヒーローでもなく、さかのぼれば、私たちと同じ身だったのです。それは、僕が本当に些細なことから重要なことで悩んでいるときに、必ず適切なアドバイスをくださったことから感じました。あれは実体験として、苦労した方でないとできない助言です。
 


 

監督者よりメッセージ

東大入試2週間前、弟さんが倒れ、半身不随になるのではという事態に動揺が走りました。家族が大変な時に、東大を受験している場合ではないので、試験は来年に持ち越すということに話にまでなっていたんです。ですが、そんな中、しっかりと気持ちを建て直し、直し挑戦しました。( 素晴らしい強い精神力でしたね。さすが、お兄ちゃん。)さて、わたし達は、名門勉強会として生徒さんには、やさしいだけの適当なアドバイスだけはしないように心がけています。初めてお会いしたころの中西さんの東大合格率は、文字通り0%、つまり、合格することは【ありえない】状況、「まずは、合格率2~3%まで上げよう!」これが最初の頃のわたし達の合言葉でした。会社での働く時間を最悪半分までに減らすように伝えたのもこの時期です。当時の中西さんのレベルから、週末にも及ぶ会社を続けて東京大学に合格する事はありませんでした。(わたし達、TOEFL勉強会は【強烈なアドバイス】をすることで有名ですが、)突飛なアドバイスをする方もする方ですが、それを実際に行動に起こした彼の方もすごいです。中西さんは、おっしゃました。「古き悪しき習慣を拭い去り、新しい自分を築きたい。」 彼のビジョンは間違っていない。後は、それを成し遂げる強い信念を持ち続けられるかどうかです。自分を変革させたい気持ちと、合格する可能性が1パーセントでもあるなら、私は、鬼にでも悪魔にでもなると、その時 決めました。ニッポンの社会人にとって会社や仲間とのつながり、そしてその中で自分の夢との折り合いをつけるのは、時に大変なものです。( 彼が勉強している間、友達の結婚式は3,4件は、勉強のためにキャンセルしたようですね。笑。)会社の協力もいただき(理解あるステキな社長さんよかったですね。)学習環境は整ってきました。
 

『 会社に辞職することを伝えたら、社長は急に笑い出して好きにしろと。初めて腹を割って話せた気がします。』

終電を逃し、飯田橋から早稲田まで歩いて帰ったことも何度もあります。東大入試が近づくと気持ちが落ち着かず、気持ちが落ち込みがちになっている姿も何度もみました。今回の合格は、かろうじて拾ったものです。(夏以降の予定を立て、2017年の学習計画を立て始めていたくらいですから。)彼なら、この大きなチャンスをしっかり生かして、社会へ貢献する大人物になると信じています。たくさんを語らない中西さんですが、今回、たくさんの事を感じ、経験し、成長されました。もう会社には復帰できるようです。笑 弟さんの状態も良くなってきているようですよ。ひと安心ですね。みなさんも近く中西さんを見かけたら、「おめでとう」とねぎらいの言葉をかけてあげてください。

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