新谷しょうたろう|TOEFL iBT 47→77点


✿ TOEFL勉強会へメッセージ ✿ ✿ ✿

一緒に勉強し合った仲間には本当に感謝しています。楽しいことや辛いこと、その他様々な事を共有できて、TSGでの半年間はとても素晴らしいものでした。みんなと出会えてとても幸せに思います。みんな半年間ありがとう!!そしてこれからも、各々の思い描く理想の未来に向けて共に頑張っていければ・・・そう思っています。
 

✿ わたしのTOEFL勉強会 ✿ ✿ ✿

高校時代から「勉強は一人でやるものである」と、信じていました。しかし大学に入って人と接する機会が格段に多くなる中で、その考えに対して、徐々に疑問を抱くようになりました。「仲間がいれば学問面でも、精神面でも支え合うことができるのではないか?」と。そしてTSGに入ってこの考えは確信に変わり、共に勉強することの大切さを学ぶことができました。卒業した今では、達成したスコアよりも、共に勉強する仲間とのつながりができたことが大きな財産だと思っています!
 
勉強では、視点学習や基礎・復習を徹底する、という考え方が身に着きました。専門の勉強でもこれらの考え方は外さずにやっていこうと思います。また、生活習慣は改善されました。具体的には、就寝・起床時間が共に早くなり、学生のうちに使える時間が増えるようになったと思います。これからもこの生活習慣を維持していきたいですね。
 
「良い経験」、そして「良い思い出」になりました。結果が出て思うのは、TOEFLの点数ぐらいでは人生は変わらないということです。実際に僕はTOEFLでは結果を達成しましたが、次は大学院の試験があるのでそこでも頑張らなければ、何も成してないのと同じになってしまいます。大切なのは、結果を得るまでのTSGでのプロセスだと思います。僕はこれから自分の夢に向かって色んな事に挑戦をしていくのだろうと思いますが、TSGでの経験を通じてそれらを乗り切るための根性、エンジンのようなものを得ることができたと思います。TSGでの経験で得たことを活かして、次のステップ、そのまた次のステップでも精進し成功を収めていきたいです!
個人的には「TOEFL試験=モチベーション」です。TOEFLは大変な試験です。難易度は高いですし、受験料も高いです。おまけに試験時間は約4時間!そのような試験に0からの状態で挑戦して、スコアを伸ばそうとするのならば、それ相応の覚悟と努力が必要です。そのために、「自分はなぜTOEFLを選んだのか?」、「目標スコアを達成した先には何があるのか?」これをまずは明確にする。そして時間やお金と言う代償を差し出す覚悟を決めれば、自ずとモチベーションはついてくるものだと思います。具体的なテクニックや学習方法は友人に聞いたり、Webサイトや参考書を見たり、予備校に行けば得られますが、モチベーションだけは自分の問題です。常に自問自答をして、TOEFL試験をやる理由を考えてみて下さい!学力はその後に着いてきます。本気でやればやるほど自分と向き合えますよ^^
 

✿ TOEFL勉強方法について ✿ ✿ ✿

[ ヴォキャブラリー(TOEFL英単語) ] 
使用教材:
・TOEFLテスト英単語3800
・R、L、S、Wで出会った新しい単語
まずは、3800のRANK1を2日で、RANK2を5日で、RANK3を7日で詰め込みました。これはTSGに入ったら誰でも行うことですね(笑)単語帳に限らず教材はスピーディに1周を済ましてしまうことは、非常に重要だと思います。また単語は一回勉強したら、「はい完成!」という訳ではなく、日々知識が抜けていくので継続して学習し続けます。僕の場合は1回頭に入れた後、後の半年間はその知識のメンテナンス作業を行いました。半年たった今でも、忘れるものは忘れてしまいます・・・。単語の理想的な覚え方は、体全体を使った覚え方だと思います。単語を見るのは当たり前ですが、手を使って書いたり、その際には発話をしながら書いたりするとより良いですね。加えてCDを使って聴くという作業も行えば、非常に頭に定着しやすいのではないでしょうか。また、ほとんど知らない単語で構成されるRANK3は一番苦労しました。半年間かけてここは何度も繰り返し学習しました。単語学習も慣れてくると、ミスと種類も変わってくると思います。僕の場合は単語の意味が出てこないというより、似たような単語と意味を混同するというミスが多くなりました。ですので、同じような単語(例え”complicate”、”implicate”、”intricate”など)はまとめて覚えるなどをして、混乱しないような工夫ができると良いと思います。単語は人それぞれ、最適なやり方があると思います。色々な人のやり方を参考にして、自分の方法を確立してください!
 
[ TOEFLリーディング ] 17→24
使用教材:
・TOEFLテストリーディング問題270
・TOEFL予想問題700 (TOEFL大戦略シリーズ)
・勉強会で使用した問題
 
まず、270でiBTリーディングの基礎を固めました。「Rの基礎」とは、本番で出題される「アカデミックな内容の雰囲気」や「iBT試験の出題形式」を知ることだと捉えています。270は、本文はアカデミックな内容ですが、長さが約350字であること(本番は約700字)に加えて、設問の数が全て5問(本番は13,14問)なので、苦手意識がある方は入門として取り組みやすいと思います。出題される設問の形式はもちろん本番と同じです。270は、問題自体は6周ぐらいしたと思います。その際は毎回視点を変えながら取り組んでいました。1回目はとにかく時間を意識しないで、できるだけ正解を目指して解きます。
解いた後の解析は細かい文法にもこだわってとにかく丁寧に行いました。
 
1回目の解析はとても重要です!
2回目は1回目でミスした所は絶対に間違えないように解く(つまり全問正解)
3回目はそれに加えて時間を意識して解く
4回目は細部も読んだときにすぐに理解できるように解く
5回目はセンテンス同士の論理関係を意識しながら
6回目は文章全体の論理構造
 
・・・といったかんじですね。でも、これはあくまで僕の場合なので各々自分の状態に合わせて、視点を変えながら行うのが良いと思います。また700については、問題形式はiBTのものではないのですが、良質な文章がそろっており、文法・構文、アカデミックな単語、またその背景知識を押さえることができました。これも視点を変えながら5周くらいは行いました。最後に、リーディングはとにかく日ごろの発話が重要です。Rは一回21→18に点数が下がってしまった時がありました。しかし、そのテスト結果を見た後の4日間必死に発話しただけでRは24まで上がりました!発話は各文について5,6回やって終わるのではなく、発話した瞬間に意味はもちろん、文同士の関係や文全体の論理構造が理解できるまでやるのが良いでしょう。そのためには、50回でも100回でもいいので何回も視点を意識しながら発話をしましょう。
 
[ TOEFLリスニング ] 5→15
使用教材:
・TOEFLテストリスニング問題350
・KHシステム
・リスニング600(勉強会で貸して頂いたTOEFL CBT用のソフトウェア)
目標を達成するに当たり、一番苦労したセクションです。同様のことを言っている先輩も少なくないと思います(笑)僕はリスニングの基礎が皆無だったので、まずは旺文社の350で基礎固めを行いました。ここでの「Lの基礎」とは、「短文を聞き取る力」や「英語独自のリズム感覚」だと僕は捉えています。350のday20までは短文問題が並ぶので、何度も繰り返して音のリズムをある程度身につけました。まず聞く→ディクテーション→シャドーイングの流れです。僕は「発音とアクセント」も、「発音記号」と「実際の音声」で正しく押さえようとしていたので、シャドーイングは音のリズムをつかむ上で非常に役に立ちました。あと暇、というか疲れたときは洋楽を聴いていました。今考えると、何気にこれも良い学習になったと思います。歌詞を見ながら口ずさんでいるうちに、まずは英語を聞くことに抵抗がなくなり、次に英語を聞く(聴く)ことに慣れました。個人的にリスニングは学習に楽しみも追及していました(笑)Lの学習は単調になりがちなので、工夫しながら学習して行きましょう。僕もまだまだなので、リスニングの学習は続けます!共に頑張りましょう^^
 
[ TOEFLスピーキング ] 9→18
タスク1、2(Independent)はTSG専属のネイティブ講師、グリーン先生(スピーキングのシンデレラらしい)の授業で対策を行っていました。まずは、授業で基本的な「解答の型」を教えてもらいそれを身につけました。次に、TOEFLでよく出る「質問のパターン」と「それに対する理由」を、授業を通して知識として身につけていきました。型は授業を通じて自然に身に着きますが、パターンと理由は復習をしないと忘れます。一つ一つの授業を大切にしましょう。(復習徹底!)タスク3~6(Integrated)は卒業生のますさんが、テンプレを下さったので、それを暗記して本番はそのテンプレを軸に解答をしました。もし持ってなくて、テンプレ欲しいという人はmixiとかで言って下さい!.
[ TOEFLライティング ] 8→24
タスク1(Integrated) 卒業生のますさんにもらったテンプレートを暗記して、本番に臨みました。それしかやってないですが、一番良いときはGood(4.0 - 5.0)を頂きました。暗記に関してですが、
・ほとんど暗唱できるぐらいの勢いで覚えた方が良いです。
・タイピングの速度に自信のない方は、テンプレを何度もタイピングして指の動きをマスターしましょう。そうすると本番でこのタスクは、ほとんどRとLの問題に帰着します。ただRとL両方の内容をまとめるという点では、やはり書く能力も求められていると感じました。
 
タスク2(Independent) スピーキングセクションのタスク1,2の内容を膨らませて書くかんじです。ただ実際にそれを練習なしで、いきなり本番でエッセイを300字以上書くのは難しいと思うので、まずは「基本的なエッセイの書き方」を解説しているWebサイトなり参考書なりを読んで、土台を固めた方が良いと思います。エッセイの書き方は、良質な文章を真似て身につけている方もいました。良質な文章とは、オフィシャル問題集の模範解答や、グリーン先生に頂けるライティングの模範解答です。これらのライティングの知識を確実なものにするただ一つの道は、実際にエッセイを自分で書いてみることのみです!書くことによって、基本的なライティングの型に加えて、自分にとっての書きやすいスタイルがどのようなものかが見えてくると思います。そして、書いたものは添削してもらいました。Independentの解答の点数を上げるためには、やはり客観的なフィードバックが必要だと思います。僕は大学にネイティブの先生がいらっしゃったので、書いたときはいつも見てもらっていました。
TSGでもエッセイを見て下さる先生がいると思うので、書いたら添削をしてもらい意見をもらうのが良いと思います。
 
[ TOEFL受験中 ]
TOEFL試験は4時間と非常に長い試験です。当日の集中力の違いで10点は変わるという話を聞いたことがあります。ということで、試験前日はとにかく早く寝ます。次の日6、7時に起きるのなら、22時ぐらいに布団に入るのが良いのではないでしょうか。試験会場には、早すぎず、遅すぎず向かうのがベストだと思います。あんまり早く着きすぎてもスピーキングセクションの情報は入ってこないし、Sの時間は一人で話すことになります。あと、よく一番遅くに試験会場に入るという人もいますが、僕の場合は最後に話すということは焦りと緊張に繋がり良い結果が出せなかったので、入室が遅すぎるのもダメだと思います。試験の流れを予想して、良いタイミングで入室してください!(笑)また、僕はLとSがそこまで得意ではない分、RとWで稼ごうと思っていました。なので、試験が始まったらまずリーディング、これは最高のテンションで行きました。僕がRで一番良いスコアを取った時はそれこそ、画面にかじりついていました。非常に集中力が高かったと思います。その後、LとSがありますが、例えこのセクションで聞けない、話せない、ということがあってもWに入ったら再びテンションを高めます。ここで、やる気を落としてしまうとせっかくの得点源であるWで点数を取れないので。セクション毎の気持ちの切り替えは、当日非常に重要だと思います!最後に月並みですが、試験前にはチョコとレッドブル、休憩時間にもチョコを取って糖分は補給しておきました。また、朝食はちゃんと取って脳に栄養を行き渡らせておいた方が集中力に繋がると思います。あと朝に水分を補給しすぎると、RやLの時間にトイレに行きたくなるかもしれないのでそこは注意してください(笑)
 

✿ スピーキングのグリーン先生へメッセージ ✿ ✿ ✿

グリーン先生はとてもパワフルで、初回にお会いした時から非常に印象深かったです(良い意味で笑)。先生の授業は実践的な内容で、Sの実力を効率的に伸ばすことができました。その一方で授業中は雑談を交えるなど、学習をしつつもとても楽しかったです(笑)また僕の場合は、Sのみならず、R、L、Wのアドバイスもちょこちょこ頂いて自分の学習に役立てていました。グリーン先生には本当にお世話になりました。半年間、ありがとうございました!
 

✿ ささきっち (佐々木和寛)へメッセージ ✿ ✿ ✿

当初の目標である70点を出すことができたので、ささきさんには非常に感謝しています。半年間ありがとうございました!僕の場合は、佐々木さんの印象は最初から最後まで印象は一貫しています。とにかくエネルギッシュで、行動力があるということです。半年間、佐々木さんの元で勉強をさせていただき、その原動力をわずかながらも知ることができたのかなと思います。また、思い出深かったのは、ささきさんの自宅がオフィスから案外近かったこと・・・っていうのは冗談です(笑)やはり最初に参加した勉強会での、お話一つ一つが印象に残っています。「ヨコのつながりを大切にする」、「自分の仕事の成果を社会に還元する」といった考えは、当時の僕がぼんやりと大切だなと意識していたことに非常に近くて、それらを言語化して伝えて下さったのは非常に感動しました!これからのリクエスト・・・お体に気をつけて、TOEFL勉強会をこれから更に発展されることを祈っています!改めて、半年間ありがとうございました!

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